楽しみにしていた山デビュー。山好きな友達に初心者ならここ! とすすめられたのが吾妻山。休暇村吾妻山ロッジからスタート。美しいブナ林のなかを、野鳥のさえずりをバックミュージックに森林浴気分でおしゃべりしながら歩く。途中に眺望のよいポイントが何カ所かあり、その見晴らしに感動。比較的穏やかな道が続くので、足取りも軽い。途中、南ノ原でお菓子休憩。そこから45分で広々とした草地、大膳原に到着! 心地よい空気をお腹いっぱいに吸い込む。大膳原は島根県と広島県との境目でもあり、黄泉の国と現世との境ともいわれている。眺めの素晴らしい草地に座ってお弁当を食べたら、吾妻山の山頂目指して出発。ここは山野草の宝庫としても有名で、アカモノやウマノアシガタなど300種を超える山野草を季節ごとに見ることができるのも魅力だ。山頂から見る眺めは想像以上の素晴らしさ! 古事記によるとイザナギノミコトが比婆山に眠るイザナミノミコトへ山頂から「ああ、吾が妻よ」と呼びかけたことから吾妻山と呼ばれるようになったといわれている。「楽しかった。山登りって不思議な魅力があるね」と二人で話す。山のとりこになった記念日だ!